鶏胸肉をレンジで酒蒸しにして、繊維に沿って細かく割き、これにゴマダレみたいなちょっと甘くてコクのあるたれをかけて食べる、いわゆるバンバンジー(棒棒鶏)を作りました。
胸肉はチンした直後に切り分けようとするとパッサパサになってしまうんですが、ラップしたまま余熱で置いておくことで中までしっかり水分を含んでしっとりした仕上がりになります。
なのでちょっとこの「置いておく時間」っていうのを予想して作り始めてください(作り始めて15分後に食べたい場合は別のお料理にされることをお勧めします)。
あと、ゴマダレを家で作るときに必要な練りごまって、あんまり家に常備していることが無いので、その代わりにすりごまやマヨネーズを使っています。
ちょっとピリ辛にしたくてコチュジャンも入れましたが、間違いなく美味しいです。
胸肉1枚で作って大人二人分にしましたが、手で細かく割く分、量がふわっと増えるというか、ボリュームが出るので、めちゃくちゃおなかいっぱいになりました。
しっとり加減伝わるかな?
置いておく時間が少しありますが、作業自体は簡単なので良かったらお試しください。
【レンジでしっとり柔らかバンバンジー】
材料(2人分)
・鶏むね肉 1枚(250g)
・きゅうり 1本
・塩 少々
・酒 大さじ1
A
・白ごま(またはすりごま) 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・味噌 小さじ1
・醤油 小さじ1
・酢 大さじ1
・コチュジャン 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
・ニンニク、ショウガ ちょっとずつ
作り方
1)むね肉は皮を外し(外した皮はラップして冷凍)、耐熱皿にのせる。酒を振り、両面に塩を振って5分ほどおいたらふんわりラップをかけ、600wの電子レンジで4分加熱したら一度取り出して肉を裏返し、再びラップをのせてレンジで1分加熱する。その後ラップをしたまま手で触れるようになるくらいまで冷ましたら、手で細かく割き、お皿に残った蒸し汁に浸しておく。
2)きゅうりは斜めに薄切りにしてからせん切りにする。Aを混ぜ合わせ(白ごまの場合はすり鉢で擦ってから)タレを作る。
3)お皿にきゅうりを盛り付け、その上に1の胸肉を盛り付け、タレをかける。
※むね肉は最初の4分で裏返して追加で1分、その後余熱で置いて完全に火を通しますが、もしまだ生っぽかったら1分ずつ追加してみてください。手で割いたあとにやっぱりもうちょっと火を通したいなって思ったら、手で割いた胸肉を蒸し汁の中に広げてラップをかけてレンジで1分かけます。
蒸し汁の中に浸してラップしておくことでしっとりするので、そこだけ!
酒と塩を振った鶏むね肉。
ふんわりラップをかけて電子レンジへ。
4分加熱した後裏返して追加で1分、そのまま冷まします。
手で細かく割いた鶏むね肉。耐熱皿に残っている蒸し汁の中に入れて蒸し汁を全部吸わせる。
すり鉢で胡麻を擦った後、調味料をどんどん入れていくだけ。
(もちろんすりごまで作ってもOK)
2024/09/21の記事より
コメント